蕎麦 本物を求めるとは

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この写真は何だと思いますか?

 

 

茹でる前の一本の蕎麦です。

 

 

広島県福山市にの片隅にある、一軒の蕎麦屋でいただいた蕎麦。
全国各地から取り寄せた、旬の蕎麦を、さらに厳選して粉にする。
そして、10割の蕎麦をうつ。
丁寧な仕事が際立つ。
打った蕎麦は、まるで宝石のように、丁寧に扱われる。

そして、生蕎麦を味見

ゆったりとした時間の中で、

焼酎の蕎麦屋割りをいただきながら、

蕎麦を待つ。

 

駅前の、ささっと食べる蕎麦も実は好きなのだが、時間を味わうとでも表現できるこの時間がたまらなく楽しい。

 

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そして、岐阜の藤九郎銀杏。

一際大きな一粒。

 

まず、木槌で軽く叩き、時間をかけてじっくり煎る。

 

手元のお酒は日本酒に変わる。

銀杏をあてに、時間を楽しんでいると蕎麦がお出ましとなる。

 

本物を求めるとは、こういうことをいうのだ。

美味しいものには、必ず時間や空間とのマッチングが必須。

 

駅でささっと食べるそばには、立ち食いがあっているし、待ち時間を極力減らすためのオペレーションの努力が助かる。

 

夜、酒を飲んだ後の締めに食べる蕎麦には、ゆったりとした時間となんとも言えない、女将とのやり取りをする空間が合う。

 

サービスを使う人にはそれぞれ求めることが違っている。介護のサービスにもそれは言える。

介護のサービスはとかく古くからのやり方をそのまま継続して提供している施設が多い。

 

使うことによって求めるものが違う。

もっと、バリエーションのあるサービスがたくさん地域にできると良いと思う。

 

何も、介護保険にこだわる必要は無いのだから。

なにか、ヒントをいただけた夜でした。
ごちそうさまでした。

 

とわり
084-922-3293
広島県福山市船町5-8-1F
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